年末年始に酒づけになった胃の腑の疲労回復と邪気払い&万病除けを兼ねて、松が明けたら何はさておき「七種粥」。
 なのだけれど島で調達できるのはスズナ&スズシロ(それも隣の畑の)くらい。な訳で、プラス自家栽培のクレソン&ルッコラの4種粥で新年事始めウォーミングアップ。
 今年も心尽くしのトカラリアンでお待ちしています、Ciao。
七草粥.jpg
 

晩秋の味、ムカゴを知り合いが届けてくれた。1〜2年ほど前にももらったことがあり「お〜秋の夜長の良い酒の肴が・・・」と思わずにんまり。
 ところが、今回のは見た目は所謂ムカゴなのだが小芋くらいのビッグサイズ。「南洋ものは育ちが良いのか!?」と不思議に思っていると、山菜や農作物に詳しい仲良しが「そりゃ紫芋の球芽だよ」と。で、切ってみると確かに皮の下が紫色・・・。
 とはいえ外見は所謂ムカゴなので、あたり鉢でガラガラ転がし、水洗いして蒸してみた。蒸し上がりの中から一番小さいのを塩パラで味見すると、食感は里芋と山芋の中間ぐらいで良いのだけれど、アクがパープルで舌が渋〜っ。それで皮をペティナイフで剥いて剥いて煮っ転がしにしたら乙な味の肴にはなった。
 
ムカゴ.jpg
 
 そんなこんなでマァ味を占めることは占めたのだが、次も同じ手間暇を掛けるかといえばノーで、来年は自然薯の球芽をリクエストすることにした。
 未だ残っているのは生のまま皮を剥いて素揚げにして、大徳寺納豆で食べることにする。

 気が付けば立冬、ホカホカ湯気のたつ一皿が恋しい季節・・・となるとプリモ・ピアットはミネストローネ。海游倶楽部仕立てとゆ〜か私の好みは、海老、烏賊、蛸とザク切りキャベツをベースにしたので、押し麦とトマトはいつも通り、セロリ、玉葱、人参など香味野菜は量控えめでベーコンも抜きというやつ。
 トマトの酸味とキャベツの甘みが「え〜感じ」で融け合うところにプリッと海の幸、ツルッと押し麦。湯気の向こうにゲストの美味しい顔が垣間見えるのである。調味は塩だけで胡椒は挽かないのが旨い!IMG_0001.JPG
 
 
 
・・・といっても包丁トントンではなくって、キィボードをトントン。
HTLMをpdfに、Wordをpdfに、pdhとpdfをくっつけて1ファイルにという、いわゆる自分だけの電子ブック作り。蔵書のお気に入りを解体してスキャンしてpdfにというのは何冊かしているのだけれど、PC内だけの処理は初体験。
 Webで変換ファイルを探しまくったのだけれど「これっ!」というのが見つからなくて、最終的にはインスト済みのアプリの取説をチェックしまくったら、何と、全てセルフサービスで出来てしまった。自炊とは蓋し名言。畏るべしLion。

暦の上では何日か前に霜降・・・
南の島では、まぁ二月遅れの話なのだが、朝夕はめっきり冷え秋を感じられずにはいられない。そ〜いえば、近所の畑には薩摩芋の葉がワサワサ茂って収穫を待っている。
島の薩摩芋は隣の隣のジ様から時々届くのだが、これがシットリ甘くて旨いのである。
馬鈴薯とカップリングさせれば芋二〜っなぁんちってトカラ・イタリアン秋の前菜。
半蒸かしにしたのにモツァレラをトッピングして、オーブンでサッと焼いたのをキリッと冷えたビアンコで。馬鈴薯にはアンチョビを忍ばせるのがポイント。P1010032 2.JPG

知り合いの漁師さんが、偶に沖鰆の半身を運んで来てくれる。半身と言っても沖鰆なので軽く2kgはある。
島の人は「皮と身の間の噛み切れないところ(フグでいう遠江)が、噛めば噛むほど旨いのだ」と皮付きの刺身にする。
とはいうものの、どうしても遠江が最後まで口中に残るので、海游倶楽部では刺身の場合は皮を炙った焼き〆あるいは皮を引いて昆布締めにしてサービスしている。
薄造りにして皿に敷き詰め塩&胡椒し、エキストラ・ヴァージンを回しかけ、ルッコラざく切り&ケイパー&玉葱微塵などトッピングすれば「お〜、鰆のカルパッチョ!」となる。
火通しものならソテー、ムニエル、水煮、フリッターレ・・・となるのだが、中でもいけるのが水煮。いわゆる一つのアクアパッツア。
基本はハタなどの白身魚を丸ごと浅蜊と合わせて炊くのだけれど、切り身を青森・十三湖の蜆とカップリングさせたら蜆の濃と鰆の淡が相まみえるというか、乳化したような複雑な美味しさ。ソースは「飲みたくなるくらい旨ぁぁ〜い」というお褒めなど。
鰆アクアパッツア.jpg






月.jpg

中秋の・・・と書いたら「そりゃ9月の15日の話だろう」と指摘された。
とはいえ、体感的には秋半ばではないのでチョイと調べてみた。と、白露から寒露までの間(9/8~10/7頃)が仲秋(秋冬かな?)だそうで、仲秋の名月は十三夜、別名が栗名月、豆名月。
十五夜は伝来中華らしいが、十三夜は醍醐天皇の辺りからの伝統風習で「十五夜に月見をしたら十三夜にも月見をするもの」とされていたそうな。・・・と最近は何でもWebで教えてくれるので有り難い。
十三夜、栗は食えねど、ナポビーンズ。
今年の十三夜は10月9日(日)だったらしいのだが、その日は多分、ピッツアの添えのナポリタンビーンズ・・・。
ナポリの名門ヨットクラブで教えてもらったナポビーンズ、簡単!安い!旨〜い!
ナポピーンズ.jpg







久し振りに潜ってきた。
暮れなずむ少し前だったが気温も海水温も27℃前後・・・游んでいる間は寒さは感じないけれど、ボートに上がって帰港するまでが「寒ぶ〜っ」。
矢っ張り、秋だわ。そ〜いえば、あと何日かで中秋の名月。
この季節になると、湯気の向こうに野菜が見えるミネストローネwithガーリックトーストが良い。オレキエッティやらコンキリエやらスパゲッチの折ったのやらを入れれば、スープじゃなくて立派なプリモピアット。個人的には押し麦がドッサリ入ったのが好きで、温泉卵などが割り込んであれば更に良しよし。
麦入りミネストローネ.jpg

水底の草を踏み渡る・・・秋雨が長長と続くと夏の終わりを思い知らされる。カポナータ.jpg
夏のアンティパストの定番「カポナータ」もメニューアウト。
茄子をメインに到来物のヘチマや苦瓜をガーリックオイルで炒め、白ワインを振って、自家製のプチトマトと塩&胡椒、ホワイトワインビネガーで味を調えて煮冷ましたのがビールにも白ワインにも合う〜っ。皿についたソースは焼きたてパンで拭ってこれまた旨〜っ。
夏野菜の炒め煮・・・伊、仏、日、中、どこのも美味しい、誰が作っても美味しい。



唐辛子.jpg三日坊主にならないように・・・と始めたにもかかわらず年ボウになっちゃいました(恥)。
プラグが燻っていたのか?オイルが回っていたのか??バッテリーがあがってました。
んで、新品バッテリーに換装して週一ノルマでRegainです。
ところでイタリアンは実は唐辛子好きで、一味の辛いの(ペパロニ)、それほど辛くないの(ペペロンチーノ)を料理に合わせて「振りぎだろう」というくらいパッパパッパとかけます。私の伊太友によれば「タバスコは南米モノ。イタリアンは使わな〜い」そ〜な。
「じゃあ海遊倶楽部も自家製でゆくか」と、この春、唐辛子の苗を植えてみた。ハバネロ、ハラペーニョ、島唐辛子、大唐辛子の4種類。この内、アシタマニヤーナな気候風土が合ったのかハバネロとハラペーニョが育つ!実るで大豊作。タバスコの倍旨!ピッツアに良し、パスタに良しのペーストがドッサリ作れました。



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